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リフォームストアの外観写真

会社名:株式会社リフォームストア

住所:愛媛県松山市井門町52番地1

TEL/FAX:089-904-5683 / 089-904-7111

営業時間:9:00~18:00(年中無休/年末年始除く)

対応エリア

<愛媛県全域>

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外構工事とエクステリア工事の違いとは?

外構工事とエクステリア工事の違いとは?

住まいの印象を大きく左右する外まわりの工事。

家づくりを進める中で「外構工事」や「エクステリア工事」という言葉を見聞きすることがあるかと思います。どちらも似たような場面で使われていることに戸惑った経験はありませんか?

両者とも建物の外まわりに関わる工事であることは共通していますが、その内容や目的には微妙な違いがあるのです。この記事では、外構工事とエクステリア工事の違いについて詳しく解説していきます。

目次

外構工事とエクステリア工事の違いについて

外構工事とエクステリア工事は、一見同じようにも思いますが、実は「構造物の設置」と「空間全体のデザイン」という明確な違いがあります。以下では、両者について詳細に解説していきます。

外構工事とは?

外構工事とは、建物の外まわりに設置される構造物や設備に関する工事を指します。

例えば、門扉・ブロック塀・フェンス・駐車場・アプローチ・ガレージ・デッキ・照明などが該当します。

これらは主に、建物と敷地の区切りや防犯、利便性の向上を目的として設置されるものであり、デザイン性よりも機能性・安全性・将来性が重視される傾向にあります。例えば、雨水が溜まらないよう舗装を施したり、車がスムーズに出入りできるよう駐車スペースを設けたりと、利便性を重視した工事内容です。

法律や地域の条例に基づく施工が必要になるケースもあるため、専門業者による緻密な計画と丁寧な施工が欠かせません。建物の構造に直接関わる部分ではありませんが、快適な生活環境を整えるために非常に重要な役割を担っているのが外構工事なのです。

エクステリア工事とは?

エクステリア工事とは、住まいの外観全体を美しく、調和の取れた空間に仕上げるための工事です。外構工事が構造物の設置に焦点を当てているのに対し、エクステリア工事はその構造物を含めた空間全体のデザインや演出に配慮して施工されるのが大きな特徴です。

例えば、ウッドデッキ・テラス・照明・植栽・ガーデンファニチャーの設置などが該当し、住まいの「顔」となる外観の印象を高める役割を果たします。加えて、家族が集うバルコニーを作るなど、生活の質を高める要素も多く含まれます。

「エクステリアは外のインテリア」とも言われるように、単なる設備設置にとどまらず、住宅との調和・季節感・ライフスタイルに合わせた美観と機能の両立を目指して施工されます。そのため、設計段階から専門的な知識と提案力を持つ業者のトータルコーディネートが必要になります。見た目の美しさと使いやすさの両方に配慮する点が、エクステリア工事の大きな魅力です。

外構工事とエクステリア工事それぞれの費用相場は?

では、外構工事とエクステリア工事、それぞれの費用相場はいくらなのでしょうか?両者は規模や構成が異なるため、費用相場にも違いが出てきます。

外構工事は?

外構工事の費用相場は一般的に住宅本体価格の5~10%、または100~300万円程度が目安とされています。

項目別で挙げると、門周り(門柱・門扉・表札など)が約15~30万円、玄関アプローチが約10~50万円、フェンス・ブロック塀が約30~100万円、駐車場コンクリート舗装で約20~50万円、庭や植栽整備を含めると約10~100万円といった幅があります。

なお、新築時に外構一式をまとめて行う場合、相場は約150~300万円程度が多いです。予算に余裕がなく費用を抑えたい場合は、砂利や化粧ブロック等のコストダウン素材を選びつつDIY導入や複数業者による相見積もりの活用が有効です。

エクステリア工事は?

エクステリア工事は、外構工事に加えて植栽・照明・ウッドデッキなどの「空間演出」要素を含むため、より豊富な構成とデザインが求められます。一般的な相場としては約100~300万円程度とされていますが、それ以上になるケースも多く見られます。

新築時にエクステリア一式を整える場合は、約100~300万円で構成されることが多く、中でもカーポート付き駐車場や植栽、照明などを組み込むと200万円近くに達するケースも見られます。リフォームでエクステリアを行う場合は、エクステリア要素だけを改善する形で約100~200万円程度です。

パーツごとの目安費用としては、ウッドデッキ・テラスで約40~50万円、サンルーム設置で約30~60万円、玄関アプローチのタイル張りで約10~30万円、照明や物置など小規模要素で約10~50万円となります。これらを組み合わせるかどうかで最終的な予算が変動します。

工事を依頼するときの注意点

外構工事・エクステリア工事を依頼する際、業者選びや事前の打ち合わせ、完成時のシミュレーションは、失敗を防ぐための大切なポイントです。これらをきちんと押さえておくことで、満足度の高い住まいが実現します。

業者選びと見積もり内容をしっかりと確認する

工事依頼の第一歩は業者選びです。なるべく費用を抑えたいがために安さだけで選ぶと、使用する資材が低品質であったり、施工の質が落ちたりするリスクがあります。

一般的に工事を依頼する際は、複数の業者から見積もりを取ることが推奨されています。最低でも3社以上から見積もりを取ることで、費用相場や提案内容の違いが分かり、交渉材料として使うこともできます。

また、見積もり書や契約書には、工事内容の明細、保証やアフターサービスの内容、諸経費の内訳などを詳しく確認しましょう。「一式」など曖昧な記載をする業者には注意が必要です。

現場の下見と打ち合わせを念入りに行う

依頼した業者がただ図面だけで見積もりを出す場合、実際の敷地条件や高低差、近隣状況を把握せずに進められるリスクがあります。現地調査をしっかり実施し、その結果をもとに図面や提案が作られているか確認することが大切です。

また、打ち合わせでは図面や平面図、敷地写真などの資料を整理して用意し、業者と一緒に時間をかけて詳細まで詰めることで、手戻りや予想外の追加費用を減らせるでしょう。

生活動線をシミュレーションしておく

日常の過ごしやすさは、生活動線の設計にかかっています。

例えば、駐車スペースを新たに設けた場合です。駐車スペースは単なる車の置き場ではなく、動作のしやすさが大切になります。駐車場から玄関までの距離は短く、かつ直線的に設計することで、雨の日でも荷物運びや乗り降りが楽になります。

よくある失敗例が、内輪差・切り返し・ドアの開閉を考慮していない広さにしてしまったケースです。広さがギリギリのため、乗りにくい・大きな荷物が乗せられないなどの現象が起こってしまいます。

後悔しないためには事前のシュミレーションが必要不可欠です。

まとめ

今回は、外構工事とエクステリア工事の違いについて解説してきました。

外構工事とエクステリア工事は、機能面を重視するかデザイン性を重視するかで目的が異なります。外構工事は、門扉や駐車場など構造物の設置が中心で、実用性や安全性が重視されます。一方、エクステリア工事は構造物を含む空間全体を演出する施工がが特徴です。

費用相場は外構工事で100~300万円、エクステリア工事では100~300万円以上になることもあり、構成や目的に応じて大きく変動します。

この記事を書いた人

愛媛県松山市でお家の増改築やリフォームを行っている株式会社リフォームストアです。皆様に有益な情報をお届けできるように頑張って記事を執筆していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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