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リフォームストアの外観写真

会社名:株式会社リフォームストア

住所:愛媛県松山市井門町52番地1

TEL/FAX:089-904-5683 / 089-904-7111

営業時間:9:00~18:00(年中無休/年末年始除く)

対応エリア

<愛媛県全域>

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リフォームでコンセント増設は可能?費用・設置のポイント

リフォームでコンセント増設は可能?費用・設置のポイント

スマホや家電製品の充電、ロボット掃除機など、現代の生活は電気を使うシーンが増え続けています。その結果「ここにもコンセントがあったら便利なのに」という悩みを抱える家庭は少なくありません。

そこで気になるのが、コンセントの増設リフォームです。

便利そうに思えても、実際に可能なのか、どんな工事が必要なのか、そして費用はどれくらいかかるのかーーこのように分からないことが多く、判断に迷う方も多いでしょう。

そこでこの記事では、リフォームのコンセント増設について詳しく解説していきます。

目次

リフォームでコンセント増設は可能?

結論から述べると、リフォームでコンセントを増設することは、多くの住宅で可能です。

既存のコンセントの近くに配線がある場合は、その回路を分岐して新たな差込口を作る方法が一般的です。また、必要に応じて分電盤から専用回路を新設し、使用する家電や機器に合わせたコンセントを設置することもできます。

近年では、テレワークや家電の増加に伴い、ダイニング・ワークスペース・寝室などへコンセントを増加する需要が高まっています。

一方で、賃貸マンションやアパートの場合は注意が必要です。専有部分の工事であっても、共用部分の配線や壁内構造に影響する可能性があるため、必ず管理会社や大家さんに確認してから工事を検討しましょう。

コンセントの増設をお勧めする箇所について

コンセントの増設は、部屋ごとに使用する家電や家具配置を踏まえて設計すると、日々の生活が格段に快適になります。

以下では「リビング」「キッチン」「ダイニング」「寝室」「洗面所」の5つの空間において、コンセントを増設すべき具体的なポイントをご紹介します。

リビング

リビングは家族が集まり、多種多様な家電を同時に使うことが多い空間です。テレビ・録画機器・ゲーム機・スピーカーなどのAV機器に加え、掃除機や加湿器、携帯充電なども必要になります。

6畳程度の広さであっても、2口コンセントを3箇所以上設けるのが目安で、テレビ周辺は4~6口のマルチコンセントがあると安心です。模様替えや家具の配置換えにも対応できるよう、壁面だけでなく床面や柱部分にも設置を検討しましょう。

延長コードを多用すると部屋の見た目が悪くなったり、足を引っかけて転倒する危険があるため、あらかじめ使用場所を想定して増設位置を決めることが大切です。将来的に家電が増える可能性も踏まえ、少し余裕を持たせるのが理想です。

キッチン

キッチンは家電の使用頻度が最も高い場所の一つです。冷蔵庫・冷凍庫・炊飯器・電子レンジ・電気ケトル・コーヒーメーカー・ミキサーなどが同時に稼働することもあります。調理台やシンク周辺には、100Vコンセントを最低でも6口程度確保し、必要に応じてIHクッキングヒーターや食洗機用の専用回路も検討しましょう。

油や水の飛び散りがあるため、防水・防滴タイプを選ぶと安心です。コンセントは腰の高さ付近に配置すると、差し込みやすくコードも邪魔になりません。また、壁面だけでなくアイランドキッチンやカウンター下にも設置すると作業効率が向上します。

新しい調理家電の導入に備えて予備の差込口を確保しておくと、長期的に使いやすいキッチンになります。

ダイニング

ダイニングテーブルでは調理済みの料理を食べるだけでなく、ホットプレートや鍋など卓上調理家電を使用して、調理しながら食べることがあります。また、ノートパソコン・スマホの充電も行われる場合もあるでしょう。そのため、テーブル近くの足元や壁に2口コンセントを1~2箇所ほど設置しておくと便利です。

在宅ワークや子供の学習スペースとして活用する場合は、スタンドライトなどの電源確保も必要です。延長コードを使わずに済む位置に設けることで見た目もスッキリします。家族人数やテーブルサイズに応じて、どの位置でどんな家電を使うかを事前にシミュレーションすると、無駄のない配置に設計することができます。

寝室

寝室では、就寝前のスマホの充電や間接照明の利用が日常的に行われます。ベッドの両側に2口コンセントをそれぞれ1箇所ずつ設置するのが基本で、加えて空気清浄機や加湿器用に壁際へ1箇所以上確保すると便利です。エアコンや暖房器具を使用するために、専用回路を備えておくと安心でしょう。

寝室にデスクやドレッサーを置く予定がある場合、その近くにもコンセントを設置しておくと延長コードが不要になります。また、ベッドの位置を将来変更する可能性を考慮し、対角線上の壁にも1箇所増設しておくと柔軟に対応できます。

コードが足元や通路を横切らないような位置取りを意識し、安全性と使い勝手の両立を図ることが大切です。

洗面所

洗面所では、洗濯機・ドライヤー・ヘアアイロン・シェーバー・電動歯ブラシなどの使用頻度が高く、同時利用が起きやすい空間です。2口コンセントを2箇所以上、洗濯機用に専用回路付きの差込口を設けるのが望ましいです。

湿気や水はねの多い環境のため、防水キャップ付きやアース付きコンセントを選ぶことで安全性が向上します。鏡横の手元高さにコンセントを配置すれば、コードが邪魔にならず作業がスムーズに進みます。

収納棚の内部に設けると、電動歯ブラシやシェーバーの充電器を出しっぱなしにせず、すっきり保管できるでしょう。

コンセントを増設する際にかかる費用について

コンセントの増設にかかる費用は、設置場所や工事内容によって異なります。既存のコンセントの差込口を4口,6口と増加させる場合は約5,000円~7,000円、新しい場所に新設する場合は約12,000円~16,000円程度が相場です。エアコンやIHクッキングヒーターなど専用回路が必要な場合は、約25,000円~30,000円と費用が高くなります。

工事の所要時間は、既存の配線から分岐させる場合は30分~1時間程度、新設は1時間程度、専用回路の増設は1~2時間程度かかることが多いです。

注意点として、電気工事は資格が必要なためDIYは避け、賃貸の場合は必ず管理者の許可を得る必要があります。将来の家電使用も考慮し、余裕を持った増設計画を立てましょう。

コンセントを増設したい場合、どこに依頼すれば良い?

コンセントの増設を検討する際、どこに依頼すれば安心なのでしょうか。

予算・工事内容・対応エリアなどによって、適切な依頼先が異なります。

以下では、代表的な依頼先とその特徴をご紹介します。

電気工事会社

電気工事会社は、専門的な知識と技術を持つ電気工事士が在籍しており、コンセントの増設をはじめとする電気設備の工事を安全かつ確実に行います。また、比較的安価で施工してもらえる特徴があります。例えば、電気工事会社によるコンセントの増設は、1箇所あたり約5,000円~12,000円が相場とされています。加えて、難易度の高い工事や特殊な要望にも柔軟に対応できるのもメリットです。

リフォーム会社

リフォーム会社は、住宅全体の改修や部分的なリフォームを手掛ける業者で、電気工事もその一環として提供しています。住宅をリフォームする予定がある場合は、コンセントの増設を合わせて依頼することで、工期や費用の削減が期待できます。

ただし、電気工事は専門的な資格が必要なため、リフォーム会社が電気工事士を自社で雇用しているか、外部の専門業者と提携しているかを確認することが大切です。

ホームセンター

ホームセンターでは、提携している電気工事士によるコンセントの増設サービスを提供している場合があります。価格が明確で、材料と工事を一括で依頼できる点が魅力です。しかし、対応できる工事の範囲や品質には差があるため、事前にサービス内容や過去の施工事例を確認することをおすすめします。また、店舗ごとにサービスの有無や対応エリアが異なるため、近隣のホームセンターで具体的な相談をするのが良いでしょう。

まとめ

今回は、リフォームのコンセント増設について解説しました。

リフォームでのコンセント増設は、多くの住宅で可能です。既存配線の分岐や専用回路の新設によって増設することができます。近年、テレワークの普及や家電の増加によって、コンセント増設の需要が高まっていますが、賃貸物件の場合は、事前に管理会社へ確認しておきましょう。

増設に適した場所はリビング・キッチン・ダイニング・寝室・洗面所などで、使用する家電や生活動線を考慮することが大切です。

工事の依頼先としては、電気工事会社・リフォーム会社・ホームセンターが挙げられます。それぞれ特徴や対応範囲を比較して選ぶと良いでしょう。

この記事を書いた人

愛媛県松山市でお家の増改築やリフォームを行っている株式会社リフォームストアです。皆様に有益な情報をお届けできるように頑張って記事を執筆していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

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